エキスパートドクター

あきたの医療の担っている様々な分野のエキスパートドクターをご紹介します。
第一線で活躍されている先生方にお話を伺いました!

No.29H28.08掲載日

秋田大学医学部附属病院
産婦人科 講師

熊澤 由紀代
先生

産婦人科は女性を診る科です。
自分の経験もいかして、
医療に限らずその人にとって
プラスになるようなアドバイスが
できればいいなと思っています。



熊澤 由紀代 先生

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産婦人科を選んだ理由を教えてください


産婦人科を選んだ理由は、同じ女性として女性患者様の診療に携わりたいと思ったからです。思春期、妊娠、分娩、不妊、更年期、老年期など、女性の一生を診る科であり、同じ女性として今までの自分の経験も診療に役立ちます。診療していて患者様から、「女性の先生でよかった。」と言われることも多々あります。患者様にとって良い診療、良いアドバイスができるように心がけています。

入局当初は妊娠管理や分娩に興味があって産科医を志していましたが、今は手術、特に内視鏡手術に興味があり、寺田教授に指導をうけ日々鍛錬しているところです。婦人科で行う内視鏡手術は、ここ10年でかなり進歩していて、異所性妊娠などの急性期疾患からリンパ節郭清を含めた子宮体癌手術まで、幅ひろくあります。手が小さく、力も男性医師には劣りますが、いろいろなデバイスを駆使すれば、誰にだって完遂することができます!

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秋田県での診療の状況を教えてください

大学から秋田に在住し、人生の半分以上が秋田での生活なので、東京出身ですが、秋田出身と言っても過言ではありません。入局後は、秋田大学附属病院、かづの厚生病院、七戸市民病院(関連病院でした)、公立角館病院などで勤務しました。主人の仕事の都合で、1年数ヶ月、実家のある東京に滞在し杏林大学病院に勤務した経験もありますが、産婦人科診療は、秋田にいても関東にいても遜色ないということを実感しました。症例数は確かに都会にいればたくさん経験はでき、立ち会った分娩や執刀した帝王切開の数は秋田にいる数倍も経験ができました。ただ、一つの症例を深く診る、よく考えるということは、忙しい都会の病院ではなかなか難しいことであったことも事実です。

秋田での診療は、日々診療に追われていることには変わりありませんが、都会とは違った、少しゆっくりした時間の中で患者様を診れるというメリットがあります。私はそんな、少し田舎的な診療が気に入っています。

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初期研修から今に至るまでのキャリアを教えてください




産婦人科に入局して、1年目は秋田大学附属病院で研修をしました。婦人科グループ、産科グループ、生殖グループを数ヶ月単位でローテーションしました。2年目は、かづの厚生病院で、オーベンの先生と二人体制の病院で経験を積みました。分娩を一人でとるにはまだ不十分な経験値であり、オーベンの先生に常に見守られながら1年間を過ごしました。外来も向かい合わせの机で、隙間からオーベンの先生がチラッと見えているような、そんな環境でした。午前中の外来が終わると、カルテの振り返りということで、自分が診察した患者カルテを一緒に見直して細かく指導をしてもらったことを思い出します。こんなに熱心なオーベンはいない・・・と今になってその情熱に脱帽です。

3年目には大学院に入り、臨床フリーで実験とバイトに専念する日々でした。好きな時間に実験し、時々産泊のバイトに行くという、今では考えられない自由な生活を数年間過ごしました。その間に子供を一人授かりました(喜)。

大学院卒業後からはずっと大学病院に勤務させて頂いています。おかげで、産婦人科医局の中ではお局です(笑)。産科を2年、婦人科を2年、そして今の生殖内分泌グループに腰を据えているところです。

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日々の中で喜びを感じるのはどのような時ですか?

生殖内分泌の外来にはたくさんの不妊症の患者様が来院されます。近医で初期不妊治療をしてもなかなか子供に恵まれない、そんな患者様が高度の不妊治療を希望され、遠方は岩手から県を越えて通院して来ます。体外授精、手術療法などの治療を経て、妊娠判定でプラスの結果が出た時は、患者様はもちろん、治療に関わってきた私たちの喜びの時でもあります。

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至福の時はいつですか?

趣味は熱帯魚です。なんとなく癒されます。数年前は水槽が2台あり、一つは熱帯魚、一つはエビ専用で繁殖を楽しんでいました。今は勝手に増えてくれてあまり手がかからないグッピーの水槽だけをなんとか維持しています。またエビを飼おうかと、密かに企んでいるところです。

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履歴書
出生地
東京都
出身高校
東京都立国際高校
出身大学
秋田大学

学歴

1993年3月
東京都立国際高校卒業
1994年4月
秋田大学医学部入学
1999年3月
秋田大学医学部卒業
2005年3月
医学博士取得
2005年4月
秋田大学医学部 産婦人科学分野 医員
2009年4月
秋田大学医学部 産婦人科学分野 助教

資格

1999年4月
医師免許書
2004年10月
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
2010年10月
日本周産期・新生児学会 専門医(母体・胎児)
2010年12月
日本周産期・新生児学会 新生児蘇生法 インストラクター
2015年7月
日本産科婦人科内視鏡学会 技術認定医

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