女性医師支援

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男鹿みなと市民病院 内科

高木 倫子先生

これまでのこと、現在、これからを思い、
若手医師・医学生へ伝えたいメッセージ

(「平成27年度 医学生、研修医をサポートする会」ご講演より抜粋)

これまでのこと

私は能代市出身で、自治医科大学31期生です。
現在卒後8年目、ここに至るまでいろいろありました。

私は研修医を終える時に妊娠し、妊娠3ヶ月で市立大森病院に赴任しました。卒後3年目の一番働かなければいけない、一番手技を覚えなければならないという時期の妊娠でした。勤務先からは当直の免除をしていただいて働いていたのですが、妊娠7ヶ月の時の勤務中(夕暮れ診療時)にお腹が張り、「だめだ・・・」と勤務地近くの平鹿総合病院の夜間救急外来を受診しました。診断は切迫早産…「あなた医者なのに!」と研修医がたくさんいる前で怒られました。結局翌日から急遽産休に入ることになり、周囲には多大な迷惑をかけてしまいました。出産後は1年間育児休暇をいただいてから復帰しました。
秋田県の自治医大卒の女性医師で、過去に1年間の育児休暇を取得した例がなく、私はレアケースでしたので、復帰先が決まるまでに人事権のある県や、派遣先の病院からの勤務条件(要望)などの折り合いなど、問題はいろいろありました。復帰先となったのは男鹿みなと市民病院でした。院長先生から、「男鹿までは通勤1時間なので、家族と住む秋田市から通っていいですよ。日当直呼びだしは免除しますよ。」と言っていただき働き始めました。 内科としての派遣でしたが、実質「外科の下間院長付き高木」として働いていましたので、下間院長が外来で忙しく、病棟にあがれないという時に処方を出したり、点滴を出したり、ちょっとした傷を洗ったり、ということもさせてもらいました。この時期に教えていただいたことは今でもとても役に立っています。大学から外勤で来てくださっている消化器内科の先生から内視鏡の勉強もさせてもらいました。でも3日働いては熱が上がって呼ばれ、という具合でしたので、全然「働いた・役に立った」記憶がありません。主人・実家・保育園・病後児保育などフル活用しましたが、病院にいる時間は短く給料泥棒だったと思います。働けなくてすごく落ち込んでいた時に、下間院長から「体力的には、当直も日直も呼び出しもできるでしょう。ただ今ここで焦って働いて、頑張ってくじけてしまうよりも、細く長く働くことが大切ですよ。そんな先生になりなさい。」と言ってもらい、とても感動しました。

その後は北秋田市民病院で内科として働きました。当直も免除していただき土日の日直を月3回行いました。「当直はいいの、大変な日直をやってくれてるのだから。」という優しい言葉までかけていただきました。朝7時に家を出て保育園に子どもを預け、1時間半かけて通勤する、という生活でした。 外来と入院を受け持ちましたが、呼び出しがあれば当直の先生や内科当番の先生が対応してくださり、多大な援助のおかげて勤務を続けることができました。

自治医大義務年限中(秋田県の場合)医師6年目に後期研修の1年、どこでも好きなところで1年間勉強しておいで、という制度があります。その時「頭の先からつま先まで最初から勉強したい」と選んだのが放射線科でした。読影を勉強したく研修を始めたのですが、おしゃべり好きの私は、「私、放射線科の治療もやってみます」と言って、読影に飽きると病棟に行き、病棟に飽きると読影に来る、という具合に自由にやらせてもらいました。こんなに良くしていただき、また各科にまたがる放射線科の魅力にひかれ、1年間だけの研修の予定でしたが、放射線科に入局を決め、翌年からは社会人大学院へ進学しました。

現在

今は男鹿みなと市民病院に勤務しながら、社会人大学院生として勉強しています。現在は子どもも5歳になり、日当直・救急当番・当番の時の呼び出しもやっていますが、その時は主人が子どもを見てくれています。また、男鹿みなと市民病院・秋田大学放射線科、双方のご配慮で週1回大学の放射線科に研修に来ています。いつもは秋田市から男鹿まで通っていますが、週1回だけは秋田市から秋田市への勤務ですので、子どももゆっくり保育園に行くことができています。

これからのこと、伝えたいメッセージ

私はまだ何も専門医を持っていません。内科医としても放射線科医としてもまだ駆け出しですし、皆さんの憧れるキャリアを積んだ女性医師とは程遠い存在です。
義務が終わった後は大学院も卒業したいですし、読影で飛び込んだ放射線科でしたが、放射線治療・臨床が自分には合っているかなと思っていますので、放射線治療医を目指したいです。まずは大学病院での研修、教授の直接指導のおかげで義務年限中に放射線科専門医を受ける切符は手に入れられそうです。

私はこれからも、子育て・家庭も大事にしながら、細くながーく頑張っていきたいと思っています。
私のようなキャリアやカッコよさとは離れていますが、ゆっくり医者を続けていくという働き方もあることを知っていただければと思います。

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