女性医師支援

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秋田大学大学院医学系研究科
循環器内科学・呼吸器内科学
助教

飯野 貴子先生

循環器内科医としてのはじめの一歩

私は、医学部5年次の臨床実習で心エコーの画像を見て感動したことをきっかけに、循環器内科医として働いています。

医学生や研修医のみなさんに「循環器内科医です」と言うと、大概、「忙しくて大変じゃないですか?」と言われます。その上、「幼児2人の子育て真っ最中です」と言うと、「へぇ~~」と目を丸くされることもしばしばです。忙しいことを否定はしませんが、母となった今も、学生時代に出会った心エコーを中心に循環器内科医として仕事ができることは本当に幸せなことだと思っています。上司、同僚、職場、家庭環境に恵まれ、充実した毎日を送らせていただいています。

循環器内科は、急性心筋梗塞をはじめ緊急の治療を要する疾患を扱うこともありますし、その場の判断が患者さんの命に直結する分野でもあります。実際、私も卒後3年間の研修医時代や循環器内科医として働き始めたころは、指導医の先生のもと、緊急の場面も含めたくさんの臨床経験を積ませていただきました。心エコーをやりたいと思ってはいましたが、実際は、患者さんのベッドサイドや救急外来、カテーテル検査室にいる時間がほとんどでした。今思えば、循環器内科医としての基礎を作ることができた貴重な時期でした。

心エコーの魅力

医師として働き始めて4年目の秋から大学病院で勤務し、本格的に心エコーの勉強を始めました。その頃は、大学でエコーを中心に仕事をしている医師が今ほど多くなく、その分、たくさんの経験を積ませていただきました。この時期に集中的にトレーニングをさせていただいたからこそ、妊娠出産を経た今もエコーを中心とした仕事を続けられているのだと思います。

心エコー診断は非常に魅力的な分野です。低侵襲かつベッドサイドでも施行可能でありながら、心臓の形態的評価にとどまらず血行動態についての情報も得られます。場合によっては、患者さん自身に心臓が動いている画面をみていただいて、「今あなたの心臓はこんな風に動いていますよ」と、検査をしながら病気についての話をすることもあります。実際の画像をみていただくことで、病気について理解していただく大きな助けになっていることを強く感じます。

臨床の分野においてエコーがなくてはならないツールであることはいうまでもありませんが、私が所属する循環器内科では、臨床研究の分野でもエコーが活躍しています。私自身も、大学院生の頃から研究に携わるようになり、現在も、エコーの最新技術を用いた臨床研究を行っています。他大学の先生方との交流もあり、学会活動のなかでディスカッションさせていただくなど日々刺激を受けています。

妊娠、出産を経て

私は2度の出産を経験していますが、2度とも産後約半年の育児休暇をいただきました。主人も循環器内科医ですので、幸か不幸か育児休暇中も患者さんの話や学会での最新のトピックスを耳にすることができました。育児休暇明けは外来診療のみの勤務でしたが、できるだけカンファレンスに参加するなど、臨床の感覚を忘れないようにしていました。妊娠、出産の時期は臨床医としての仕事はセーブせざるを得ませんでしたが、いま、また病棟での仕事に携わることができています。大きなライフイベントの真っただ中にあっても、自分のできる範囲で少しでも仕事を続けてきたことが大切だったのではないかと思います。

妊娠、出産の前後で最も変化することは、時間のすべてを自分中心に使うことができるかどうか、なのだと感じます。産後は、絶対的に時間が足りません。自分のためだけに時間を使えるうちに、ぜひいろいろな経験を積んでください。そのことが、きっとその後に生きてくるのだと思います。

最後に

今、進路に悩んでいる医学生、研修医のみなさんには、ぜひ自分のやりたい分野を見つけ、それを選択していただきたいと思います。大きなライフイベントを経験することもあると思いますが、自分がやりたいと思って選択した分野だからこそ、続けられるのだと思います。「循環器内科に興味はあるけれど忙しそうだから心配」、という声をよく耳にしますが、循環器内科医が専門とする疾患は多岐にわたります。それぞれの循環器内科医が、循環器一般の知識、技能を取得したうえで、得意とする分野も様々です。カテーテル治療を専門にしている医師もいれば、私のように心エコーを専門としている医師もいます。働き方も様々で、多くの可能性のある分野です。ぜひ色々な医師の働く姿をみて、自分のロールモデルとなるような医師をみつけていただければと思います。

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