昨年より開催しましたGo!Go! Drキャラバン。
今年度第三回目は、秋田県南の伝統校秋田県立横手高校に6月に訪問予定でしたが、コロナ感染拡大により9月に延期となりました。

ところが8月以降、全国的なコロナウイルス感染拡大があり、今回やむなくオンラインに切り替えて開催させていただきました。
1年生から3年生まで計67名の生徒の皆さんにご参加いただきました。

今回はオンライン開催のために、医師希望とそれ以外の医療職を希望されている高校生に対し、医師チーム、コメディカルチームの二組に別れ、ブレイクアウトルームを利用し、3名の医療職の方から発表していただきました。

医師チームは秋田大学医学部附属病院高度救命救急センターの副センター長であり、横手高校ご出身の奥山先生。
「救急医療と集中治療と災害医療と私」と題してご自身の高校生時代から外科医・災害医療を経て、救急医療に携わることになったキャリアの変遷を「点と点をつなぐ」をテーマにわかりやすく、楽しくお話して頂きました。

コメディカルチームは、秋田大学医学部附属病院集中治療部 菅 看護師から「看護師を語る」、福田臨床工学技士から「臨床工学技士ってなに?」と題し、それぞれ高校卒業後の進路選択や学生時代の時間割、資格取得後の進路選択や現在のお仕事内容、さらにすすんで専門職教育のお話などもありました。

「医療」といっても、その中で働く専門職の仕事内容や領域が幅広いこと、さらに医療の進歩により常に新たな知識が必要となり継続した学びが必要であることなどお話いただきました。*

ご参加頂いた高校生の皆さんからは、「実際の医療職の方にお話を聞くことができて、さらになりたい気持ちが強くなりました」「他の医療職の方のお話も聞いてみたいです」など、興味関心が高まったというご感想を頂きました。

今年度のDrキャラバンはこれで最後ですが、今後も多くの高校を訪問したいと思っています。
秋田で生き生きと働く医療専門職の方々の生の声を届け、高校生の皆さんの興味や進路選択にお役に立つことができればと思っています。

(岡﨑 三枝子)