今年度第四回目のGo!Go!Drキャラバン。

9月14日に初の秋田市内の高校訪問として、秋田県立秋田北高校へ行ってきました。

初の開催にも関わらず、70名を超える生徒さんが参加希望を下さったとのこと、担当者の気合も入ります。

今回のGo!Go!Drキャラバン@秋田北高校は、秋田大学医学部附属病院高度救命救急センター・佐藤佳澄先生、また「臨床工学技士のお話を聞いてみたい」とのご希望を頂き、秋田大学医学部附属病院臨床工学技士・福田浩和さんのお二人にお話頂くこととなりました。

当日、1〜3年生の計66名の在校生が参加して下さいました。ひろ〜い教室を横に使用し、プロジェクター3台・スクリーン3枚でスライド投影しながらの大規模開催となりました。

佐藤佳澄先生からは、写真を交えて救急医としての仕事内容のお話がありました。さらに秋田における救急医の必要性、これまでと今後のご自身の歩み、ロールモデルのない道を歩くことの大切さなどメッセージを頂きました。救命救急に携わる現役医師の姿は、高校生の皆さんにとって、ひときわ印象にのこったのではないかと思います。

続いて臨床工学技士の福田さんからは、臨床工学技士のお仕事内容、臨床工学技士になるために学生時代どのような学びをしたかなどのお話がありました。実際の現場、医療機器の専門科としての職種でありながら患者さんと直接携わるお仕事でもあること、緊急手術や集中治療室での緊張感ある仕事の中でも、職種を超えた仲間たちとの楽しみがあることなど、知っているようで、詳しくはわからない臨床工学技士としてのお話もまた、高校生のみなさんのキャリア選択を広げてくれたのではないかと思います。

講演後、お二人の周囲にはたくさんの高校生が集まり質問コーナーが開かれました。

シミュレーションセンターから持参した心肺蘇生のシミュレーター体験、医学生時代に作成したレポートなどの展示を見て頂き、ちょっとした驚きと楽しみを交えながら医療職のキャリアに触れていただけたのではないかと思います。 次回は今年度最終となる、秋田市内の高校へお伺いします!