■このセミナーは日本麻酔科学会(JSA)によるAirway Management Algorithm(AMA)アルゴリズムの考え方を理解し、DAMに必要、有用な手技から、
 i) 気管チューブイントロデューサー (Gum-elastic Bougie)
 ii) 挿管用 LMA & 気管支ファイバースコープ
 iii) 輪状甲状膜穿刺・切開等
についてシミュレータを用いて実技を習得するハンズオントレーニングと、高機能患者シミュレータで再現した実際のDAM 症例に複数の参加者がひとつの医療チームになって対応するシナリオトレーニングで構成されます。

■ハンズオントレーニングは、実際の患者ではトレーニング困難な侵襲的手技を含め、手技の習得に安全かつ有効な方法です。

■シナリオトレーニングは、単なるテクニック披露の場ではなく、いかにして患者を危機的状況に陥らせないかという考え方の理解を深めてもらうのが目的です。臨床医に求められるNon-Technical Skills(タスク・マネジメント、チームワーク、状況認知、意志決定など)を向上させる機会としても非常に有用です。

<開催概要>
■日 時:2017年9月3日(日)8:00~16:00(7:45受付開始)
■会 場:秋田大学医学部附属病院シミュレーション教育センター
■受講料(テキスト、教材費を含む):JAMS会員15,000円、JAMS非会員20,000円
■募集人数:20名
      ※参加される方は、軽装でおこし下さい。
■申込み方法:日本医学シミュレーション学会ホームページhttp://jams.kenkyuukai.jp/event/
      「セミナー等のお知らせ・申し込み」 より、ご登録ください。
       なお、7月15日(土)から募集を開始します。定員に達し次第、締め切らせて頂きます。
■実施責任者:羽場 政法 (国保日高総合病院麻酔科)
■インストラクター:野村 岳志 (東京女子医科大学ICU)
            藤田 智 (旭川医科大学 救急部)
            松島 久雄 (獨協医科大学 越谷病院救急救命センター)
            安部 恭子 (秋田大学医学部附属病院 麻酔科)
■主催:日本医学シミュレーション学会DAM世話人会
■協賛:大曲厚生医療センター
■後援:あきた医師総合支援センター

第103回 DAM実践セミナー ちらし