女性医師支援

医師としてのキャリアアップと、
結婚、出産、子育てとのバランスをどのように考えればよいのか・・・、
どこかに医師家庭をサポートしてもらえる環境はないのか・・・
とお考えの医師、医師家庭(男女を問いません)をサポートします。

ご相談はお気軽にどうぞ!

あきた医師総合支援センター
秋田大学医学部附属病院
総合臨床教育研修センター・小児科

岡﨑 三枝子先生

(HP掲載日 2019.6.10)
※役職・所属は掲載日時点

ご挨拶

今年度より新しくあきた医師総合支援センタースタッフに加えていただくこととなりました。これまで秋田大学小児科にて循環器医として仕事をしてきましたが、それに加えて新たな役割を担うこととなり楽しみにしています。
秋田県では昨年度までの長きに渡り、元の地域医療推進学講座の蓮沼直子先生が中心となり、女性医師支援・男女共同参画が大きく前進して参りました。このお仕事を引き継ぎ、さらに発展していけるように尽力して参りたいと思っています。

はじめに簡単に自己紹介します。
医師になるのは小さい頃からの夢で、どうしても医師になりたくて高校卒業後一年浪人、その後千葉大学看護学部で2年勉強し、再受験で秋田大学に来た回り道組です。医学部1-2年生時代は千葉大で取得した単位がたくさんありとてもヒマで、それを知った生化学教室から声をかけていただき実験のお手伝いをするなど楽しくすごしました。
卒後秋田大学小児科医局に入局、小児科専門医、小児循環器専門医、胎児心エコー認証医を取得し、現在の大学病院でのお仕事は、先天性心疾患の診断と治療と胎児診断です。具体的には心エコー、心カテ、ICU管理、NICU管理、胎児心エコー検査等を行っている臨床大好き、集中治療大好き人間です。私生活では中3男子(受験生…)、小3女子の二人の母で、現在も子育て真っ最中です。
学内の男女共同参画には卒後9年目頃から関わっており、医学部学生に対する男女共同参画講義にも毎年参加させていただきました。学外では北日本小児科学会、小児循環器学会の男女共同参画シンポジウム等で発言の機会をいただいています。

こんな風に書くととても立派に見えますが、いままでの道は平坦ではありませんでした。
私が第一子を出産した頃は女性医師支援関連事業や制度も整備されておらず、院内保育園は満員、また当時大学院生(≠社会人大学院生)でもありましたので、「学生」と扱われ、市の認可保育園の申請基準を満たさず、保育園探しも困難を極めました。さらに行政の育児支援制度も適応外と認定されました。そのため市役所と大学学務を何回も行ったり来たりして、認可保育園への申請基準を満たしていることを証明するなどとても苦労しました。一方、病院に戻ると心カテ室には女性更衣室はなく、手術部の更衣室まで行かなければならないなど不便もいっぱいありました。ですが仕事を続けるうちに、皆さんが手を貸してくださるようになり多くの面で助けていただきました。また幸い小児科医でしたので、子供を産み育てることに対しての医局の理解は十分ありました。基本的にみんなこどもが大好きなので、家庭の事情でこどもを医局に連れてこなければならない状況でも、みんながこどもたちに声をかけてくれます。また緊急事態で病棟から降りてこられなかった時には、ご飯を食べさせてくれていたこともありました。自宅の鍵をわすれてランドセルを背負って医局に帰ってくる息子を暖かく見守ってくれる小児科医局の仲間たちには本当に感謝です。学会でも同様のことがありました。まだ小さかった娘を連れて小児循環器学会で発表をした際、学会が盛り上がりセッションが延長、学会での保育時間が発表時間より前に終了してしまいました。仕方がないのでベビーカーに乗せて発表会場にいくと、そこは循環器医と言えどみんな小児科医、ベビーカーの娘をみて「2歳で学会デビューかあ。すごいなあ。」と笑いながらベビーカー係を引きうけてくれ、母の発表中ベビーカーをゆらゆら動かしながら娘をみてくれました。こんな感じでたくさんの方から助けていただいて今があるのだと思っています。

さて、私が育児奮闘する一方で、「女性医師問題」が社会問題となって表面化するようになってきました。
「女性医師問題」ってなんなの?
懸命に子育てしながら仕事をすることが「問題視」されるってどういうこと?
私ってどこにいっても「お荷物」なの?

こんな感情を持ったことを覚えています。
家庭でも、家族に対し十分な家事育児ができないことを負い目に思う。
職場では仕事に制限をしなければならないことを負い目に思う。
良い関係を保つために、どこに行っても「すみません」という一言が必要。
これが正直な状況でした。

どうしてもなりたくてなった医師の仕事において、「お荷物」になることは受け入れ難く、臨床力を高めるために努力と工夫をしてきました。どうしても子供の発熱、行事等で仕事をお休みすることがある。それならば、他の医師が同じ理由で休みを取る必要がある時、また学会等で長期に秋田を離れる時に、安心して病棟を任せてもらえるようになろう!二次病院の先生方から、安心して重症小児患者さんを搬送してもらえる小児科医になろう!これが私の目標でした。

そして気づけば、専門医を取り、自分の興味のある分野の勉強を継続できていている今があります。その中で今もなお、子育てと年齢を経ていく両親のケア、学校・学童保育での役割、町内での役割など、私自身も奮闘し問題点を抱える現役選手です。
ですが、受けてきたサポートにお返しする気持ちで、私自身の歩みを生かしたお仕事ができるのであればそれはまた感謝です。今懸命に頑張っていらっしゃる若手医師、その他困難な状況下で仕事を継続しておられる皆さんとつながり、一緒に前に進んでいけるように頑張っていきたいと思っています。

至らない点多々あるに違いありませんが、よろしくお願い申し上げます。

託児サービス

あきた医師総合支援センターが主催・共催するすべての講習・セミナーは 小さなお子様をお連れの方にも安心して利用していただけるよう 無料託児付きで開催いたします。
ぜひ、ご活用ください!
☆事前予約制です。2週間前までにお申込みください。

セミナー情報はこちらから!

託児サービスの利用方法はコチラ(PDF)

マタニティ白衣のレンタルサービス

あきた医師総合支援センターでは
妊娠中も快適に仕事ができるよう、
マタニティ白衣のレンタルサービスを行っています。
無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

マタニティ白衣のレンタルサービス利用方法はコチラ(PDF)

マタニティ白衣のレンタルサービス申請書はコチラ(PDF)

メールフォームからお申し込み

ご相談はお気軽にどうぞ!

進路や働き方に悩んでいませんか?
子育て、介護、健康問題など、ひとりで抱え込まずにご相談ください。
女性医師を部下にもつ、指導医の方からのご相談なども受け付けております。

女性医師支援のフェイスブックページについて

女性医師支援については、
秋田大学医学部総合地域医療推進学講座(医療人育成部門)のフェイスブックページでも情報を発信しています。

Facebookページ