当センターは、秋田の医師や医学生、医療従事者をサポートするために、秋田県と秋田大学がタッグを組んで設立されました。医師としてのキャリア形成を進めながら、私生活を大切にしつつ成長できるようお手伝いします。難しい内容や気になることも、皆さまが安心して相談できる環境を整えていますので、どんなことでも遠慮なく相談してください。「あきたの医療をよりよくする」ため、ともに考え、乗り越えていきましょう。
About us 私たちについて
センター長あいさつ Greetings from the Center Director
あきた医師総合支援センター長
長谷川 仁志
秋田大学大学院医学系研究科 医学専攻 医学教育学講座 教授
あきた医師総合支援センターは、秋田県と秋田大学がタッグを組んだ組織として2013年に開設されました。その目的は、秋田で学ぶ医学生の皆さんを初め、卒後秋田で活躍する初期研修医、専門研修医、各分野の医師の皆さんが、充実したキャリア形成を実現できるようにサポートすることです。センターの活動には大きく3つの柱があります。それは、「キャリア形成支援」、「ワークライフバランスの推進」、「各種相談対応と情報発信」であり、それぞれに多角的なプロジェクトを展開しています。
「キャリア形成支援」としては、シミュレーション教育センターにおいて、各種シミュレーション機器を用いた教育・研修活動を行っています。そこには、基本手技シミュレーター、乳児から成人に至る高機能患者シミュレーター、専門研修における手技習得に対応したロボット手術シミュレーター・腹腔鏡手術シミュレーターなどの多岐にわたる先端機器を配備しており、これらを活用して医学生・研修医向けのセミナーから指導医向け専門コースまで多岐にわたる教育コースを開催しています。
「ワークライフバランスの推進」としては、キャリア・カフェ&ミーティング、キャリアパス設計相談、イクボスセミナー、各種支援制度の紹介のみならず、専任スタッフによる個別相談などに適宜継続的に対応しており、秋田で働くすべての医師が、その人らしいバランスで仕事と生活を整え、充実した毎日を送ることができるよう、支援を行っています。
「各種相談対応と情報発信」としては、新医師歓迎レセプションや新専門医制度説明会、秋田県修学資金説明会、レジナビ等の県外説明会への参加などを行い、積極的に相談対応と情報発信に努めています。
当センターは、これらのプロジェクトを通じて多くの医師、学生をサポートすると同時にそのノウハウを蓄積してきました。今後もそれを生かして、秋田で医療を志す皆様に、自身の医療者としての技量・理念・生活がより充実したものになれるようにキャリアサポートとネットワーク構築の体制を充実してゆきたいと考えています。