今年度第五回目のGo!Go!Drキャラバン。

9月28日に秋田県立秋田南高校へ行ってきました。秋田南高校でのDrキャラバンも初開催です。今回、秋田大学医学部附属病院心臓血管外科・田中郁信先生にお話頂きました。

当日、1〜2年生の計25名のみなさんが参加して下さいました。教室の半分を講演エリア、残りの半分は、シミュレーション体験・資料閲覧コーナーとしてセッティング。

田中郁信先生からは、「医者になってよかったと思うこと。医者になろうと思ったきっかけ、その後」をテーマにお話がありました。はじめは医師希望ではなかったにも関わらず、患者家族としての経験から医師を目指したこと、でも一般家庭で育ったため、ご両親からは国公立医学部への進学に限定されたこと、そのために高校時代にどんなふうに勉強していたか、など高校生のみんなが気になる情報がありました。秋田大学医学部入学後、授業や部活のお話、医師となってから患者さんが亡くなった時の辛い気持ち、でも、患者さんやそのご家族から感謝の気持ちをいただき嬉しい時のほうがたくさんあり、医師になってよかったと思っているとお話がありました。

講演後、田中先生の周りに高校生が集まり質問コーナーが開かれました。

シミュレーションセンターから持参した心肺蘇生のシミュレーター体験、医学生時代に作成したレポートなどの展示、心臓3D模型を解説付きで見て頂きました。

現場で働く医師のお話や、医療現場で使っている機器に触れたことで、これまでのイメージが上書きされ、少し世界が広がったのではないかと思います。

今年度、秋田県を北から南へ計5校にお伺いしました。高校生の皆さんのキラキラした目や、素直な質問などに触れ、お話させていただいた医師を始めスタッフのみんなも元気をいただきました。来年度もまた、県内の高校へお伺いします!