7月6日に今年度第一回目のGo!Go!Dr.キャラバンで横手高校を訪問しました。

当日はお天気にも恵まれ、横手市の最高気温が30℃を越える中、36名の生徒さんが参加してくれました。同校の卒業生である秋田大学医学部附属病院小児科の鳴海美里先生、またオンラインで、同じく卒業生の同院中央放射線診療部の診療放射線技師・近野昂史さんにご講演いただきました。

鳴海先生からは医師を目指したきっかけや実際の高校生活、秋田県における小児科医の役割、また地域枠受験などについて詳しくお話いただき、高校生にとって直接受験につながる内容もあり、さらなるモチベーションアップになった、大変貴重なご講演だったと思います。
また近野さんからは大学で学んだ内容や実際の仕事内容、放射線についての詳しい知識を診断から治療に至るまでお話いただき、普段知ることのできない放射線技師の魅力を存分に感じることができる内容ではなかったかと思います。

講演後も積極的に質問する姿がみられ、様々な医療職に対して幅広く関心をもっていることが伺われました。講演後には小児の透析に使用する物品を直接手にとってみたり、高校の顕微鏡をお借りして血液の細胞を高校生にみてもらったりする機会を設けました。 医師だけではなく様々な医療職について、高校生の皆さんの将来を考えるよいきっかけになってくれたのではないかと思います。

                                                  小林 五十鈴 先生