研修報告書

秋田大学医学部附属病院
第一病棟5階 佐藤沙織

 今回東京慈恵医科大学附属病院にて開催された『FunSimJ』に参加してきました。久しぶりに対面で開催される研修に参加ということで緊張しながらの参加でした。シミュレーション教育を実際に行なっている方々が多数参加されている中で、私はシミュレーション教育の経験がほとんどない状態での参加でしたので、不安な気持ちがありましたがいざ始まってみるとあっという間のとても実りのある2日間でした。
 シミュレーション教育の基本について学び、さらにシナリオシミュレーションを学習者と指導者の両方の立場から体験しました。グループワークの中で、シナリオ作成からオリエンテーション、ブリーフィング、デブリーフィング、評価という一連の流れを繰り返し学ぶ中で、期待する学習効果を得るためにはどのようにすればいいのか常に考え、たくさんの学びを得ることができました。研修参加前はファシリテートやデブリーフィングに対し苦手意識が強くありましたが、効果的なデブリーフィングを行うためのポイントや教育におけるデブリーフィングの重要さを学んでいく中で、シミュレーション教育は「楽しい!」と感じることができました。
 今回の『FunSimJ』に参加することで、教育の奥深さや面白さに気が付くことができたので、今後に教育に活かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。